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岐阜県関市には、700年以上続く伝統技術を律儀に守り、
更なる創意工夫を続ける関鍛冶とメーカーがたくさん存在します。 関市における刃物産業の歴史は古く、鎌倉時代に刀匠「元重」が関へ来て刀鍛冶をはじめたのが始まりといわれています。 室町時代には、刀匠も三00人を数え、孫六兼元、志津三郎兼氏など有名な刀匠を輩出し、 安土・桃山時代には織田信長から鍛冶職役免除の朱印状を受けるなど、 質実剛健な関の刀は高く評価され、名刀の産地として栄えました。 明治維新後は、時代の変化や新技術の導入に合わせて多種多様の刃物製品を生産するようになり、 ドイツのゾーリンゲンと並ぶ世界的な刃物の名産地として知られています。 この卓越した伝統の技法は、現代の刀匠に受け継がれるとともに、 近代刃物産業に生きています。 「折れず曲がらずよく切れる」 関の刃物を現す言葉に用いられている言葉です。 頑固でかたくなな関鍛冶の製品は、作り手と使い手の長年の結晶です。 バランスと切れ味にこだわる技術は、なくしてはならないものです。 現在では、厨房用品、爪切り、ハサミ、包丁など全国シェアの多くを占めています。 中でも包丁は、全国の約6割を生産しています。 |
あなたはどんな包丁をお使いですか? 切れ味はいかがですか? 包丁を買い求めようと思ってあなたは、どんな包丁を選びますか? 売り場では、切れる包丁も切れない包丁も 同じところに並んでいます。 もちろん最初はどんな包丁でも切れますが・・・ 正直、どれを買ったら良いか迷いますよね。 専門店ではアドバイスをいただけると思いますが、お店を探して現地まで赴くのは 一苦労だと思います。 当店が今回ご紹介する包丁は、正澄刃物(株)というメーカー様の商品です。 関の純粋な包丁の製造メーカー様で、技術が高く、業界では有名ですが、OEMが多く自社ブランド名の製品は少ないのです。 正澄刃物の庖丁を使われた方は、切れ味にも使い勝手にも満足をしていただいていると思います。 切れ味抜群!! 長く切れ味を保ちます。 もちろん砥いで使っていただけば、かなり長い間使うことが出来ます。 近年、輸入の安いものが店頭に並ぶようになり顧客の目がそういうものに向きがちです。 正澄様は、切れ味で勝負しています。 刃の仕上げには特に手間ひまをかけて吟味しています。 だから切れ味が違います。 正澄さんのこだわりの庖丁を厳選してご紹介します。 |
お手入れ方法/刃先の鋼(青紙)は、サビやすいのでご使用後はよく洗い、水分や汚れをふきとって保管して下さい。 砥石/本格的に研ぐには、荒砥#400→中砥#1000前後→仕上砥#3000の順に研いでいきますが、普段のお手入れには中砥#1000前後があれば十分です。 研ぎ方/刃先角度が変わらぬよう、ゆっくり前後に動かす。おもて6、うら4の割合いで研ぐ。刃先にかえりが出たら力を抜きおもてうらを軽く研ぎかえりを取り除いてください。 ※素晴らしい切れ味を保つために月に1?2度は研いで下さい。 |